ヒートショックにご注意を(体験談)
先日、とある寒い朝に風呂で体を温めようと熱めの湯に入りました。
5分ほど浸かり、湯船から出た直後、立ちくらみが起きて、失神寸前になってしまいました。
そう、「ヒートショック」というものです。
ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が大きく変動し、血管や心臓に負担がかかることで起きる症状です。
寒いところから、急に熱い風呂に浸かることで、血流がよくなり血圧が低下します。
その状態でザバっと立ち上がって浴槽から出ようとすると、脳にまで血を運ぶことができなくなってしまい、立ちくらみや、ひどいときには失神にまで至ってしまいます。
入浴中の事故死の数って1万9000人っていう推計もあり、これが交通事故死のなんと約4倍らしいです!
そして一番多いのがこの1月です!
特に体が脱水傾向にある朝風呂時とか脱衣所や浴室の温度が低い1番風呂時とかは要注意です。
体質的には肥満の方や喫煙者の方、高血圧の方なんかも危ないようです。
もちろん高齢者に起きやすい症状ではありますが、平成生まれの私にも起きたので、若い方も気を抜かないほうがよさそうです。
対策としては、入浴前に脱衣所・浴室をあらかじめ温めておくことで、温度差をなくすことが重要です。
こういうポータブル式のヒーターだったり
壁掛け式のヒーターを設置するのも対策としては良いかと思います。
あとは、以下のことを心掛けましょうとのことです。
・お湯はなるべく41℃以下にすること
・入浴前は十分に水分補給をすること
・かけ湯をすること
・お湯に浸かるのは10分以内にすること
寒い時期、お風呂気持ちいいですよね。
ついつい長湯してしまう方も多いかと思いますが、「自分は大丈夫」と過信はしないようにすべきですね。※特に、一人暮らしの方は要注意です!
今日はサウナとは少し違うお話でした。